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こどもみらい住宅支援事業 建築士向けに重要なポイント解説!

2022年3月14日(2022年3月28日更新)

この記事は「建築士が知っておくべきポイント」について、性能証明書取得代行の建築士事務所の視点で解説します。

1.予算額と締め切り

やはり気になるのは期限についてですよね、、、。

今回のこどもみらい住宅支援事業の予算額は542億円です。昨年のグリーン住宅ポイント事業の予算額は1,094億円だったので、予算規模は半減しました。一概に断定はできませんが、昨年より予算が減ったため締切が早くなる可能性があります。

予算消化率は事務局ホームページで公開されると思いますので、常にチェックしましょう。また、予算消化率のイメージ参考に昨年のグリーン住宅ポイントのグラフを載せておきます。

◆2021年12月14日受付時点のグリーン住宅ポイント予算消化グラフ(国土交通省)

https://greenpt.mlit.go.jp/doc/implementation_rate.pdf 

2.【対象要件(注文住宅の新築の場合)】

次に対象要件を確認してみましょう。

下記の通り6つの要件がありますが、主に注意すべきポイントは3つ

※その他の要件は該当する物件が少ないかもしれませんが漏れなく確認しましょう。

3.【申請手続きの流れ】

次に申請手続きの流れを確認してみましょう。


下記のフロー図の通りですが、主なポイントは5つ

【PR】この対象住宅証明書の取得申請はエコ住研にお任せください。

4.【対象住宅性能証明書の取得方法】

それでは交付申請までに必要となる省エネ性能を証明する書類の取得方法を確認していきましょう。取得のしやすさ目安【★わからない方にオススメ ◎自社標準仕様の活用 △珍しいかも】


【100万円/戸】を目指すなら、、、

 ★BELS評価書(ZEHマーク有)

 ◎設計住宅性能評価書(断熱等性能等級5かつ一次エネルギー消費量等級6)


【80万円/戸】を目指すなら、、、

 ★◎長期優良住宅建築等計画認定通知書(所管行政庁認定)

 △低炭素建築物新築等計画認定通知書

 △性能向上計画認定通知書


【60万円/戸】を目指すなら、、、

 ★こどもみらい住宅支援事業対象住宅証明書

 ★BELS評価書(一次エネルギー消費量基準・外皮基準ともに「適合」と表示)

 ◎設計住宅性能評価書(断熱等性能等級4かつ一次エネルギー消費量等級4)

 ◎フラット35S適合証明書

 △省エネ基準への適合性に関する説明書

5.【まとめ】

今回は【こどもみらい住宅支援事業】の重要なポイントについてまとめてみました。

補助金申請は予算消化率をチェックしながら各スケジュールを組まなければならず、ギリギリで申請すると補助金が取得できないリスクがあります。そのため事前に要点を確認して早め早めに計画していきましょう。

エコ住研では対象住宅性能証明書の取得申請を5万円~15万円程度で受託可能です。省エネ計算(断熱等性能等級計算及び一次エネルギー消費量計算)から証明書の取得まで、スポット的な業務から一式でお任せしたい場合等、各種ご相談お待ちしております。

下記【お問合わせフォーム】よりお気軽にお問合せください。