BELS評価書は様々な場面で活用できます!
最近ではカーボンニュートラルに向けてZEH・ZEH-M・ZEBへの関心も高まってきておりBELS評価書の取得を目指す事業者様も増えてきております。
1. BELS評価書
BELS評価書は建築物の省エネルギー性能を星の数でわかりやすく表示したものです。星の数は全部で5つになりますので、一目で性能がわかるようになっております。
また、評価は第三者機関が行いますのでBELS評価書を取得することによって第三者に認められた建築物だという事を証明することができます。
BELSは補助金等で求められる省エネ性能の表示をした証明書として様々な場面で活用することができます。
【住宅】
2. メリット・デメリット
【メリット】
わかりやすい
信頼性がある
補助金などの申請時に活用できる
【デメリット】
費用がかかる
取得するのに時間と手間がかかる
BELS評価書を取得するにあたり、費用や手間がかかるデメリットはあるものの、補助金や性能の良い住宅に住むことによってランニングコストが抑えられたりという事も踏まえると取得するメリットは大きいかと思います。
3. 省エネ計算
【UA値:外皮平均熱貫流率】
UA値は、主に外壁や屋根、床などの外皮に求められる性能の数値です。
UA値は数値が小さいほど性能が高いことを表しています。
建物の各部位から逃げる熱損失を合計し、外皮面積で割って求めます。
【ηA値:平均日射熱取得率】
ηA値は、主に窓に求められる性能の数値です。
ηA値は数値が小さいほど日射熱を取得しにくいことを表しています。
つまり、夏は数値は小さい方がよく、冬は数値が大きい方がいいのです。地域と時期によって適正な数値が変わるので少し複雑ですが、基本的には基準値を下回るように設計します。室内に入り込む日射量を外皮等面積で割って求めます。
【一次エネルギー消費量計算】
一次エネルギーとは、火力・水力・太陽光など、自然から得られるエネルギーのことを指します。実際に住宅で消費する一次エネルギー量を計算する場合は、外皮計算で求めた数値に加え、暖房、冷房、給湯、換気、照明の設備機器類が消費するエネルギーを合算して算出します。
4. 評価書を取得する為には
1.申請図書作成(図面・計算書等)
2.申請書作成
3.BELS評価申請(評価機関)
4.第三者機関による評価(質疑等)
5.評価書交付
5. 代行費用
【計算書作成、申請書作成、申請及び評価書交付まで】
5万円~15万円
※業務の依頼内容で金額が異なりますので詳細はお問い合わせくださいませ
6. まとめ
BELS評価書は様々な場面で活用することができます。
補助金はもちろんの事、税制優遇なども受けられたりしますので取得することで得られるメリットは大きいかと思います。
昨今、脱炭素社会に向けて省エネに対する意識も高まってきておりますので今後さらに活用する場が増えていくかもしれません。
しかし、BELS評価書を取得をしたくても手続きをしたことが無く、何から手を付ければ良いのかわからない方もいらっしゃるかと思います。
そのような方の為に、エコ住研では評価書を取得する為のサポートを行っておりますのでお困りの事がございましたらお気軽にご相談くださいませ。
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