すべてのメソッド > 建築物の「省エネ性能表示ラベル」性能基準・仕様基準の判断方法
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本記事では性能基準・仕様基準についての解説をします
こんな方におすすめ
性能基準と仕様基準がどういったものなのかわからない
ラベル作成をするのに性能基準・仕様基準どちらで作成すれば良いか判断できない
性能基準と仕様基準で何が変わるのか
性能基準とはUa値(外皮平均熱伝達率)とηac値(冷房期の平均日射熱取得率)を計算して省エネ基準に適合しているかどうかを判断する基準の一つです。その為、基準に適合しているかどうかの判断をするために一次エネルギー消費量計算書が必要になります。
一次エネルギー消費量計算書を作成するには外皮性能を求めておく必要があるので外皮計算書も作成しておく必要がございます。
仕様基準とは壁や窓などの各部位ごとに予め設定された基準を基に省エネ基準に適合しているかどうかを判断する方法の一つです。
仕様基準は予め基準値が設定されている為、性能基準とは違い難しい計算等を必要としないので比較的簡単に判定することができます。
【断熱構造とする部位】
外気と室内を熱的に区分し、断熱及び日射遮蔽の措置を講じた構造を断熱構造といい、屋根、天井、壁、床、開口部などの部位を指します。
【部位の断熱基準】
屋根、天井、壁、床の断熱基準には、「熱貫流率の基準」と「断熱材の熱抵抗の基準」があり、どちらかの基準を満たす必要があります。
【設備基準】
暖房、冷房、換気、給湯、照明の設備機器に関する基準があります。設備機器の種類とその効率等の基準が示されており、これに該当するか同等以上の評価となるものであれば基準を満たしていると判断できます。
2050年のカーボンニュートラルに向けて、2030年までには省エネ基準をZEH・ZEB水準まで引き上げようという目標になっております。
その目標に向けて定められたのが誘導基準です。
省エネ性能表示ラベルを作成するにあたり、性能基準・仕様基準のどちらで作成すれば良いかわからない方もいらっしゃるかと思います。
まずは「省エネ基準適否チェックリスト」で性能を確かめましょう!
仕様基準よりも手間がかかる
性能基準より簡易的に評価可能
誘導基準を目指して住宅性能を上げていきましょう
まずは「省エネ基準適否チェックリスト」で性能を確かめましょう
実際にラベル作成してもらいたい!性能基準・仕様基準どちらで進めて行けば良いかわからない!
その場合はエコ住研へお気軽にお問合せください。