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最近公共座標を用いた測量図を求められることがありますが、どのようなものなのでしょうか?
公共座標とは「任意の点を原点とした座標を任意座標と言うに対して、国の管理する座標体系上の原点を与点とした座標」を公共座標といいます。
いわゆる東経xx度xx分、北緯xxx度xx分というものです。いわば絶対値ですので、目印になるものが紛失する心配がありません。
現在の地積測量図は不動産登記規則第77条に記載事項が法定されています。
一般的に使われている世界測地系の平面直角座標の北。これは磁北でも真北でもありません。平面直角座標系の縦軸を北としています。 そして、第77条第7・8項の意味は「世界測地系の座標を使ってその座標系と筆界の座標値を書きなさい」ということ。
つまり、地積測量図は世界測地系で書きなさいということですから、そこで書くべき方位は「真北」ではなく、平面直角座標系の縦軸である北ということになります。
測量するためには「基準点」が必要です。それが公共のものか、測量する際に適宜設けたものであるかは問わず、どこかしらに基準となる点を置き、そこから測量を開始します。第77条第7・8項で世界測地系の座標を書けということは、すなわち世界測地系の公共座標で測量ということです。
公共座標は世界測地系といっておきながら、実は世界的なものではなく、「平面直角座標系」と呼ばれる日本を19の座標系に分けたそれぞれの座標系のみで通用する座標です。
地図の表現に様々な図法があるように、楕円体の地球を正確に2次元(紙などの)に投影するのは困難なことです。現在日本では、市町村単位のような狭い地域で測量を行う場合、図面等は平面直角座標系と呼ばれる座標系を使うのが普通です。平面直角座標系は日本を19の地域に分け、その地域ごとに異なる原点を設定し、そこからXY方向にm単で位置や距離を表現します。こうすることで、 面積の歪みが中心(原点)が0.9999倍、原点から130㎞地点で1.0001倍となるように作られます、この倍率を縮尺係数といいます。
平面直角座標系を使うということは、公共基準点を使用した公共座標で測量しなければなりません。近年は「なるべく公共基準点を使用した公共座標で筆界を表そう」という流れから、公共基準点を使用することが多いです。
公共座標の場合、X軸(測量では縦線をX軸とします。数学と逆です)がおおむね真北の方向なのですが、球面の一部を平面にしたため場所によって直角座標との方向が異なる現象が起きます。座標上のそれぞれの場所でX軸と真北のズレが違うのです。
原点付近は真北に向きますが、端に行くほどずれが大きくなります。
この座標系上でそれぞれ異なる真北方向角を算出するのはなかなか大変です。 これを計算してくれる便利なサイトがあります。国土地理院のWebサイトの「測量計算」というページです。
その中の「経度、緯度への換算」に求めたい場所の公共座標を入力すると瞬時にその場所の緯度・経度、真北方向角、縮尺係数が算出されます。そしてこの点ともう1点の場所の公共座標を「距離と方向角の計算(ST計算)」に入力してやれば、2点間の方向角が出ます。
2点間の方向角 - 真北方向角 = 2点間の方位角
となり、現地にこの2点となる標識を設置すれば、その場所における真北がわかるという寸法です。 太陽の南中時刻の日影を測定するなどの方法もありますが、基準点を使った真北算出は、測量する土地の近くに公共基準点が2個あれば簡単にできる方法の一つです。
法務局の一七条地図に平面直角座標系の番号又は記号・図郭線及びその座標値・基本三角点及び図根点の位置等の記載を、見られたことがあるでしょう。これが各築界と公共座標の関係であり、築界点番号と各筆界点座標(このとき公共座標)が明らかであれば、位置の特定が完全なものとなります。
また、公共座標の公開される図視点(基準点)などは細部図視点も含めて、一般的に市販されている十字鋲でなく、特殊マーク刻印のものを使用されることが、他の逃げ鋲や測量鋲との混同を避けるためにも望まれています。
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