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都市計画法43条 【許可】

2022年3月11日

市街化調整区域内に建物を建築するのって大変ですよね!

建築主から「市街化調整区域内にある実家を立て替えたい」「市街化調整区域内にある土地に新築したい」などのご相談を受けたことのある建築士の方は多くいらっしゃるかと思います。

市街化調整区域は市街化区域とは違い様々な制限をクリアしていかなくてはならない為、市街化調整区域での建築は非常に時間と労力がかかります。

1.都市計画法43条許可

都市計画法43条とは市街化調整区域における建築行為であって、開発行為を伴わないものに対する建築の許可のことを言います。

市街化調整区域には原則として住居を建築することはできませんが、市街化区域から1km圏内や市街化区域まで4mの道路がつながっている場合などは申請により建築可能になります。

2.申請手続きの流れ

事前相談
(約1カ月)

事前協議
(約1カ月)

都市計画法43条許可申請
(約1カ月)

建築許可

建築確認申請


※各行政機関によって手続きの流れが変わる場合がございますので事前の確認が必要です

3.必要資料

・申請書

・委任状

・建築理由書

・土地の全部事項証明書

・建築施行同意書

・配置図 

・公図写 

・誓約書

・位置図

・求積図

・現況図

・建築物の平面図・立面図

※各行政庁・申請要件により必要書類が変わる可能性がございますので事前に申請地の行政機関に確認しておきましょう。

4.まとめ

エコ住研では忙しい建築士の方に代わり都市計画法43条許可申請を行います

都市計画法43条許可申請は原則的に建物が建てられない場所に建物を建てられるように許可を得る手続きになりますので非常に時間と労力のかかる手続きになります。

まずは弊社の方で役所調査をしっかりと行い少しでも申請手続きがスムーズに進められるようお手伝いいたします。