すべての事例・実績 > 東京都練馬区 中高層条例の近隣説明サポート
このプロジェクトは、東京都練馬区で地上3階建て、または高さ10mを超える共同住宅を建設されるA社様からのご依頼でした。練馬区中高層建築物等の建築に係る紛争の予防と調整に関する条例第6条第1項に基づき、近隣住民の方々へのご説明が必要でした。
この条例では、建物の高さが10mを超え、または地上3階建て以上の建築物が「中高層建築物等」として指定され、近隣説明の実施が義務付けられます。
当社は、プロジェクトの初期段階から近隣説明の準備、資料作成、実際の訪問説明までをトータルでサポートしました。今回は、特に**「資料投函から概ね7日後の報告書提出」**という区の要件に合わせて、迅速かつ効率的に対応することで、短期間でスムーズに条例の要件を満たし、無事にプロジェクトを進めることができました。
ご相談から完了まで、以下のスケジュールでプロジェクトを進行しました。
ご相談〜ご発注(約1〜2日)
近隣説明に必要な範囲図や資料のご提供、お見積もりと発注手続き
準備期間(約3〜5日)
街区調査
条例に基づいた近隣説明資料の確定
個別訪問説明資料の出力・製本
近隣説明実施期間(約1〜2週間)
近隣戸別説明を複数回に分けて実施(1回目の訪問時に資料投函)
報告・完了(約1週間)
説明会等報告書作成、区への提出
報告書データをお客様へメール送付、全データをオンラインでご共有
本プロジェクトで必要となった主な書類は以下の通りです。
近隣説明範囲図
近隣説明図(白抜図)
建築計画概要書
近隣住民への説明用配布資料
戸別訪問説明用資料
説明会等報告書
※状況に応じて追加の資料が必要になる場合があります。
プロジェクトの規模や内容(共同住宅の戸数、近隣範囲の広さ、説明が必要な住民数など)によって費用は変動しますが、今回の事例のような中高層条例の近隣説明サポート費用は、一般的に30万円〜60万円程度が目安となります。
中高層建築物の条例対応は、多くの時間、労力が必要です。特に近隣への説明は、建設プロジェクトのスムーズな進行において非常に重要なプロセスであり、対応を誤ると大きなトラブルに発展するリスクも伴います。
当社のサポートをご利用いただくことで、お客様は以下のようなメリットを得られます。
時間と労力の削減: 複雑な近隣調査や資料作成、説明実施のすべてを代行することで、お客様は本来の業務に専念できます。
専門知識の活用: 条例の要件を正確に把握し、適切な手続きを確実に進めることができます。
リスクの回避: 近隣住民とのトラブルを未然に防ぎ、プロジェクトの遅延リスクを最小限に抑えます。
私たちは、お客様のプロジェクトが円滑に進むよう、専門知識と豊富な経験でサポートいたします。近隣説明でお困りの際は、お気軽にご相談ください。